タイヤ交換時、ランフラットタイヤから非ランフラットに替えて費用を抑えるという話しの続き、
「ランフラットからランフラットで無いタイヤに交換した場合のデメリット」について整理してみよう。
非ランフラットのデメリット
一番のデメリットは、当たり前だけど「パンクする」ということ。
インターネット上にはランフラットタイヤを推奨する記事が色々あるけど、
「ランフラットじゃない場合のデメリット」
についてこのように書かれている。
・パンクが原因でのJAFの出動件数(1年間)は約36万件(こんなに多い!)
・高速道路でパンクすると路肩でタイヤ交換をする場合があり、後続車から追突される危険性がある。
間違いではない。でも、必要以上に不安をあおっているように感じる記事もある。
結論
結論を先に言ってしまうと、ランフラットかどうかより、空気圧のチェックなど普段からのメンテナンスをちゃんとすることの方が大事!
以下は、その説明なので興味のある方のみどうぞ!
ランフラットかどうかより、空気圧のチェックなど普段のメンテナンスが大事!
パンクが多い・・・勘違いしないで
あくまで私見だけれど、36万件のパンクについて少し整理してみたい。
(安全に関わることですので自己判断でお願い!)
現在の自動車の保有台数は約8000万台。
36万件というのは約0.4%。JAF以外にロードサービスを依頼した人もいるはずなので、そう考えると確かに多い気がする。
関連した毎日新聞の記事
http://mainichi.jp/articles/20160923/k00/00m/040/131000c
パンクが多い理由の一つとして、
「セルフ式のスタンドの普及により、ガソリンスタンドで空気圧をチェックしてもらう機会が減った」
ことが挙げられている。
確かに、以前はガソリンを入れてもらっている最中に店員さんから
「空気圧を見ましょうか」
と声をかけてもらていた。
また、機材を使ってチェックしなくても、見るだけで空気が抜けているかわかるベテランのガソリンスタンドの店員さんもいた。
でも、何か違和感を感じない?
普通に「パンク」というと、
「走行中にクギ等を踏んでしまい、空気が急激に抜けて走行不能になる。」
ということを想像する。
しかし、クギを踏んでパンクをしてしまうのは不慮の事故。どれだけガソリンスタンドで事前にチェックしてもらっても防ぎようがない。
そもそも、最近のタイヤは少々のクギがささったくらいでは、急激に空気が抜けたりしない。
どうやら「パンク」と言いながらもクギを踏んでしまった・・・というような話しだけではないみたい。
改めて、
JAFのHPを見てみると、この36万件の項目には
「タイヤのパンク・バースト・エアー不足」
と記載してある。パンクと言いながら、バースト(タイヤの破裂)、エアー不足等も含まれている。
「パンク」バリエーション
そう考えると、記事で「パンク」と言いながら次のようなものが含まれていると思われる。
①クギ等がささって、空気が抜けた。・・・いわゆるパンク
②空気圧不足
タイヤの空気が減っていることに気づかず、ある時走行不能になってしまった(空気が減って来ると、タイヤをホイールに押し付けておく力が弱くなり、ある所から急激に空気が抜けやすくなるらしい)
③タイヤの消耗、劣化
すり減ったタイヤ、深いヒビが入った古いタイヤを使い続けて、パンクや破裂してしまった。
④エアーバルブの劣化
タイヤ交換時エアーバルブを交換しておらず、劣化したエアーバルブから空気が漏れた。
(エアーバルブというのは空気を入れる部分のこと。樹脂で出来ており古くなると割れてそこから空気が漏れる)
早い話しが、最低限のメンテナンスさえされていなかった車の「故障」も36万件の中にかなりの数含まれているということ。
ユーザ車検代行などで「整備をしない車検」が増える一方、自分でメンテナンスをしない人が増えたので、ひどい状態で走行している車が多いらしい。
言い換えると普段からきちんとメンテナンスしておけば、パンクの可能性をずっと減らせるということ。
大事なのは、ランフラット/非ランフラットかではなく普段のメンテナンスということ。
パンクが多いといっても、バースト、エア不足も含まれた数字。
ランフラットだから安心というわけではない。
タイヤのメンテナンスとは
タイヤのメンテナンスについては、下の記事で。
さて、これらの記事を読んでもらって、もし非ランフラットにしようと思った場合、ぜひ準備しておきたいことがある。
続きは、以下で。






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